皆さんはお子さんの習い事をもう始めていますか?我が家は悩んで悩んで最近、ようやくスイミングクラブへ入会しました。入会時はいわゆる年長さんです。
子どもの習い事としてスイミングは依然として人気が高く、3〜5歳頃から習い始めるのが一般的です。スイミングには、以下のように子どもの体と心の成長に良い効果が期待できます。
- 体力・免疫力・脳の発達の促進
- 水の事故から身を守る
- 体幹の強化、姿勢の改善など
スイミングは多くのメリットがあります。乳幼児期からベビースイミングで水に慣れ親しむご家庭もあります。今回はお子さんにスイミングやらせてみようかなと検討しているご家庭に我が家の体験をご紹介します。
スイミングクラブ選びの参考になれば幸いです。
スイミングクラブの選び方
ちまたにはスイミングクラブがたくさんあります。皆さんはスイミングクラブ以外にかかわらず、どのような基準で習い事を選んでいますか?
子どものスイミングクラブがたくさんあって迷うこともありますよね。安全性や質の高い指導、環境の快適さなど、検討すべきポイントは多岐にわたります。
そこで、スイミングクラブを選ぶ際に考慮すべき3つのポイントを詳しく解説します。
ネット検索でさまざまな情報が簡単に得られますが、やはり実際に教室の雰囲気や指導方針を確認し、お子さんに合っているか判断しましょう。
何よりも子どもが「やってみたい」と自発的に言い出したタイミングや、自分で楽しんで通いたいと思えるスクールを選ぶことが大切です。
子ども自身の安心・安全な成長をサポートする教室を見つける手助けとなるはずです。ぜひ参考にして、最適な教室を見つけてください。
実際に、我が家は以下のように下調べして決めました。
- ホームページや口コミを参考にしてみる(ただし、全てを鵜呑みにしない)
- 通いやすい場所かスクールバスの有無
- 体験レッスンを通して見学と確認
ホームページや口コミを参考にする
まずは通っている子どもたちや保護者の評価を確認してみましょう。
見学や体験を通じて、現在通っている子どもたちが楽しそうにレッスンを受けているかを確認しましょう。同年齢や泳力のこどもたちを観察することも参考になります。
また、他の保護者からの口コミも参考にすると良いでしょう。

保護者の実際の声は、教室の雰囲気や指導の質を知る上でとても役立ちます。自分の子どもに合ったスイミングクラブを選びましょう。
通いやすい場所かスクールバスの有無
2つ目のポイントは、通いやすさです。通いやすさは、子どもが長期間続けるために欠かせない要素です。
教室が自宅や学校から近い場所にあると、高学年になった時など子どもが自分で行ける距離であるため、継続しやすくなります。また、送迎バスがあることや、保護者の方が送迎しやすい場所にあることも、通いやすさの一環です。
これらの要素が整っている教室を選ぶことで、子どもが安心して通える環境をつくることができます。通いやすい場所を選ぶことで、スイミングクラブを楽しみながら継続し、成果を上げることができるでしょう。
体験レッスンなど通しての見学(コース内容や施設、コーチの指導)
3つ目のポイントは、実際に体験レッスンなど通して人数が多すぎないかどうかの確認です。
我が家の通っているコースは土曜日の昼過ぎです。夕方もあるのですが、おそらく混雑すると考え、昼間の時間帯を選択しました。比較的少人数のクラスなのでコーチが一人ひとりの成長をじっくり見守ることができ、適切な指導が行き渡りやすくなると感じています。また、実際に水に触れる時間も長く確保できるため、成長も早まり、個々のニーズに対応しやすくなります。
少人数であれば、子どもたちがコミュニケーションをとりやすく、友達を作りやすいことも特長です。このように、少人数で受講できるスクールを選ぶことも選択肢の1つとして考えて見てください。
コーチの指導の仕方もポイントです。コーチが適切な補助をしてくれたり、褒めてくれたりなど、子どもがスイミングを好きになる指導であるか、じっくり確認してみましょう。
子どもが楽しみながら成長するうえで非常に重要です。
そして施設の設備面の確認も大切です。適切な設備が整っているかどうかは、子どもが安全かつ効果的に水泳を学ぶために欠かせません。
水中にプールフロアが設置されているかどうかはもちろん必須ですが、フロートや浮具が十分に揃っているかどうかを確認しましょう。これらは、子どものケガを防いでくれたり、練習をサポートしてくれたりします。

清潔な環境かどうかも子どもが健康的に過ごすために欠かせない条件です。
いつから始めたらよい?
我が家は年長で始めましたが、結果的にいつ始めても問題なかったかなと思います。
スイミングクラブによっては、ベビースイミングを除けば、オムツが外れてからとホームページに掲載されているかもしれません。子どもの成長過程もあると思いますが、何よりも重要なのは、ご自身の子どもにとって最適な時期であることです。親子で相談し、お子さんの希望や興味を尊重しながら進めることが理想的と考えます。
また、親が子どもの興味や個々の特性を理解し、そのペースに合わせることです。水泳は安全かつ楽しい経験を通じて、子どもたちの成長を促進します。家庭のベストなタイミングを見極めて我が子をサポートしていきたいですね。
子どもがスイミングを習う5つのメリット
我が家は初めての習い事はスイミングをやらせてあげたいと考えていました。
「子どもの習い事 スイミング」と調べれば調べるほどメリット万歳でした。ここでは水泳を習うメリットをお伝えします。
- 体力・持久力がつく
- 集中力が高まる
- 姿勢がよくなる
- 短時間でも運動効果が大きい
- ケガのリスクが少ない
体力・持久力がつく
子供がスイミングを習うことによるメリットの1つは、まず体力と持久力の向上と考えられるでしょう。
スイミングは全身運動です。筋肉をバランスよく鍛え、子どもは水中での動きを通じて、身体能力を向上させ、健康な体を築く手助けとなります。
持久力もスイミングの魅力のひとつです。泳ぎ続けることは心肺機能を高め、持久力を増強します。泳ぎながら呼吸をコントロールし、長時間活動できるようになります。これは他のスポーツや日常生活においても役立つスキルです。
集中力が高まる
スイミングは、集中力を高めてくれます。なぜなら、水中での安全を保つためには、泳ぎ続ける必要があるからです。
水中では常に正確な動作や呼吸を保つ集中力が必要です。そのため、水泳を通じて集中力が鍛えられると言われています。培った集中力は、ほかの活動や日常生活にも活かされます。学校の授業や宿題、スポーツなど集中力は不可欠です。また、将来の目標に向かって努力する際にも、水泳で培った集中力は大いに役立つことでしょう。
姿勢がよくなる
スイミングを習うと、姿勢がよくなるうれしいメリットがあります。なぜなら、水中では全身のバランスを保ちながら泳ぐ必要があるからです。腹筋や背筋など、全身の筋肉が使われ、強化されます。これにより、猫背になりにくく、良い姿勢を保つことができるようになります。スイミングを通じて良い姿勢を身につけることは、子どもの健康と美しさにとっても大変有益な要素となるでしょう。
水中運動のため短時間でも運動量が多い
スイミングには、短時間でも大きな運動効果が期待できる特長があります。
なぜなら、水の中では体にかかる重さが軽くなり、全身の筋肉を使って泳ぐため、効率的にエネルギーを消費します。そのため、短い時間でも効率的な運動が可能です。たとえば、30分間のスイミングは陸上での運動よりも大きな運動量になります。水中での抵抗が筋肉をしっかりと使わせ、全身の筋力を養う効果があります。
ケガのリスクが少ないスポーツである
スイミングは地上で行うスポーツに比べてケガのリスクが比較的少ないこともメリットのひとつでしょう。
水の中では、からだへの衝撃や負荷が軽減されます。たとえば、走るような地上のスポーツでは、足や膝への負担が大きく、怪我をしやすいですが、スイミングでは水の浮力によって体が軽く支えられるため、関節へのストレスも少なく、膝や関節のケガのリスクも減り、安全に運動することができます。特に成長期の子どもたちにとっては、関節や骨の発育に配慮したスポーツと言えるでしょう。
スイミングを始めるときの注意点
スイミングは子どもにとって有意義なスポーツです。
しかし、始める際にはいくつか注意すべき点があります。私は実際に子どもをスイミングクラブに入会させる際に下準備を行いました。ここでは、スイミングを始める際に保護者が考慮すべき重要な要素について解説します。
体験レッスンから始めよう
スイミングの習い事を始める際、いきなり入会するのではなく、スイミングスクールが提供する短期レッスンや体験に参加することをおすすめします。
この期間中、子どもの様子や他の参加者の様子をじっくり観察してみましょう。
子どものレッスンに参加する際の様子や楽しみ方、指導者との相性などを確認し、続けるかどうかの判断材料とします。
また、短期レッスンや体験は、水泳が本当に子どもに合っているかどうかを試す絶好の機会でもあります。無理なく楽しく学ぶことができれば、継続する意欲も高まるでしょう。
この時、注意してほしいことがあります。
子どもたちに学校が夏休みや冬休みの際に短期教室を実施しているクラブが多々あると思いますが、可能であれば早めに申し込んでおきましょう。
我が家は2〜4日間の短期水泳教室に申し込みましたが、実際の申込みが申請が遅くなったため、キャンセル待ちとなってしまいました。

結果的に、短期水泳教室には参加できず、代案として体験レッスンに申し込むことになりました。
自分が思っていた以上に、スイミング人気が高いことを感じました。
子どもの発育に合わせて入会を決めよう
子どもの発達や発育は一人ひとり異なります。そのため、水泳を始めるタイミングも個々に合わせて考えることが重要です。
一概にすべての子どもに同じ時期が適しているとは限りません。子ども自身が興味を持ち、体力的にも十分に追いつけるかどうかを考慮しましょう。無理なく楽しみながら続けることが長期的な成果を得るポイントです。
そして、家庭の環境も大切な要因と考えます。特にママさんたちの状況も考慮しなくてななりません。
我が家はベビースイミングも考えましたが、当時はコロナ禍だったため、見送りました。
育児休業を終えて復帰した際は子どもは初めての保育園、自分自身も育児休業からフルタイム勤務で仕事復帰だったため、気持ちにも気持ち的にも余裕が無かったため、スイミングクラブへ入会する選択肢はなく、時が経過するだけでした。
数年後に子どものオムツが外れたタイミングでスイミングクラブに入会することを再検討しました。
「子どもの成長をじっくり見守り、適切なタイミングでの入会を検討しましょう。」と言いたいところですが、親自身のタイミングも大事です。子どもの習い事だからこそサポートする親自身にも余裕をもった気持ちが必要と考えます。子どもが自信を持ち、健やかに成長するために、最適なスタートを切ることが大切だと考えます。
体調管理に気をつけよう
スイミングの習い事を始める際、健康管理には特に注意が必要です。
プール熱やものもらいなどの感染リスクはゼロではありません。特に寒い時期は、プールから出た後、よく拭いて髪をしっかり乾かし、体を温めることが重要です。
もし体調がすぐれない場合は、無理をせず休むことが大切です。
スイミングクラブにかかる料金の目安
月謝はおおよそ5,000円〜1万円程度。地域やコースにより異なります。水着やキャップなど指定用品が必要な場合もあるため、事前に確認をしておきましょう。
我が家が通うこととなったスイミングクラブは、水着やキャップ、バッグは指定のものでした。
ただ、少しだけ困ったことがあったのは、月謝の支払いでした。スイミングクラブ指定の金融口座で口座引き落としでなければならず、新たに口座を契約しなければなりませんでした。
細かい部分は実際に配布される「入会のお知らせ」などに記載されていると思うので、きちんと目を通しておきましょう。
習い事の費用は家庭の家計にも影響します。無理なく続けられるよう、固定費の見直しなど家計管理も意識したいですね。
【関連記事】ストレスをためない家計管理 3つのステップ
まとめ
今回は初めての子どもの習い事ということでスイミングクラブの入会について我が家の実体験をもとに紹介させていただきました。
まだまだ泳ぐ段階ではありませんが、毎週楽しく通っています。
保護者は2階からガラス張りの窓から見学できるので、毎回笑顔で練習している我が子を見ると成長を感じます。
教えていただける先生方はもちろん、受付や清掃などのスタッフさんもとても感じのよい方々ばかりで、安心して通わせています。
習い事は自分が子どもの頃と比べて多岐に渡ります。子どもに良い体験をしてほしいと願うのはどの親御さんも同じだと考えます。
スイミングは、様々なメリットもあり、子どもの初めての習い事にはおすすめです。
早い段階から始めることで、安全意識や体力の向上に繋がります。また、保育園や学校以外の場所の人間関係づくりを育む場でもあります。
スイミングスクール選びは慎重に行うべきですが、最も大切なのは、子どもの興味や個々のペースを尊重することです。
楽しみながら学ぶことのできる環境を選択できたら、一番いいと考えます。何よりも楽しんでいる我が子の笑顔は最高です。スイミングクラブはもちろん、何かお子さんに習い事をさせたいと考えている方の参考になれば幸いです。
皆さんのお子さんにさせてたい習い事やおすすめする習い事があれば、ぜひ教えていただきたいです。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。



コメント