毎日毎日仕事や育児に追われて忙しい日々を送っているワーママさんたち。自分もその1人です。忙しくて自分にダメ出しばかりしていませんか?
こども家庭庁のホームページには令和6年度 全国こども政策主管課長会議である「仕事と育児の両立について」の資料がありました。家事関連時間の推移についての調査結果では【出典】総務省「社会生活基本調査」の一部に、6歳未満の子がいる世帯で、夫も妻も雇用されている場合の1日当たりの家事関連時間を比較すると、令和3年において妻は6時間32分であるのに対して、夫は1時間57分であり、3.4倍の差が出ています。
忙しい中でとにかく頑張るママさんたちです。それなのに自信がない、本当はもっとうまくできるはずなのに、どうしてかなと悩んでいませんか?
私自身が実践した自己肯定感を少しでもアップする3つの習慣を今回はお伝えできたらと思います。
日々、頑張っている皆さんの前向きになるきっかけとなれば幸いです。
はじめに:「何もできなかった…」の代わりに
以前の自分は平日はフルタイムで仕事をし、仕事後は子どものお迎えや夕食準備などしていると時間があっという間に過ぎ去る状況でした。
休日は子どもと公園やショッピングセンターに行ったり遊んだりする時間を大切にしつつも、家事も同時に進めるため常に忙しさがつきまとい、 自分の趣味やリラクゼーションの時間はほとんど持てない状況がありました。
疲れて眠る際に「今日も何もできなかったな」と感じてしまうこともしばしばです。
しかし、本当は日常の中でたくさんの「できた」があります。
以下の3つの習慣でまずはマインドと行動を少しずつ変えていきましょう。
- 負の言葉をプラスの言葉に置き換える
- 「できたこと」を数えていくことを習慣化する
- 自分時間確保の意識付け
負の言葉をプラスの言葉に置き換える
自己肯定感が低い方は、無意識に「自分にはできない」「どうしてダメなんだろう」とどうしても自分自身を低く見てしまい、ネガティブ思考や言葉を出してしまいます。
染み付いた口癖になっているので、簡単には変えることはなかなか難しいでしょう。
でも、変わりたい!もっとポジティブ思考になりたいと考えているならば、意識的に前向きな考え方になっていきましょう。
例えば以下のように言葉を置き換えてみる習慣をつけていきましょう。
ネガティブワード | ポジティブワード |
疲れた、もう無理 | 今日もよくやった!頑張ったからここまででOK |
忙しいすぎる | これを乗り越えたらもっとステップアップできる |
どうして何もできないのかな | 今は充電期間。ネクストステージへ |
こんなのできない | とりあえずやってみよう |
「できたこと」を数えていくことを習慣化する
できなかったことを考えるよりも今日できたことを数えていくことを習慣化してみましょう。
特別なことではなくて、日常の些細な「できた」でOKです。

減点方式でなく加点方式に切り替えてみましょう。
いつもと違うマインドの持ち方になりますよ!
やり方は言葉に出してみたり紙に書いてみたり、スマホのメモ機能を使用してみたりなどご自身にあった方法で試してみてください。項目例として以下のようなことが挙げられます。
- 今朝も起きたこと
- ご飯を作れたこと
- 仕事でタスクを1つ終わらせたこと
- 今日も笑顔でいられたこと
- 子どもをギュッと抱きしめたこと

数えたらきっとたくさんあるでしょう。たわいもないことだと思うかもしれませんが、この積み重ねが少しずつ自分を変えるきっかけになります。
自分だけでなくお子さんや一緒に働く仲間などの「良いところ」にもすぐに気が付く思考になるはずです。
誰かへの優しい気づきが自分へもきっと返ってくるでしょう。
自分時間確保の意識付け
仕事復帰と同時に子どもの保育園も始まった頃はとにかく時間がありませんでした。子どもを産む前と後ではこんなに生活が違うのかとその差に驚愕しました。
「時間がない」を解消するために取り組んだのが「朝活」と「時短家電の導入」です。
まず、朝活です。習慣化すれば今まで時間がないと感じることも少なくなっていくでしょう。私自身の朝活のメリットをご紹介するので参考にしてみて下さい。
もう1つが時短家電の導入です。食洗機やロボット掃除機、ドラム式乾燥機付き洗濯機など便利な時短家電がたくさんあげられます。
もちろん安い買い物ではありません。しかし、自分の気持ちや時間確保には代えられません。全てそろえなくてもいいんです。まずは自分が一番効率化したい家事に対して購入を検討してみてはいかかでしょうか?
我が家も時短家電を導入してから家事への負担がかなり軽減されました。
上記以外にも、夫に子どもを1時間見てもらう・買い物をお願いするなど、協力を求めるのも大切な一歩です。 「ありがとう」と感謝を伝えることも忘れずに。

買ってよかったオススメ時短家電についても紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
どこかで「自分がやらなくちゃ」と思うことを以前は思っていましたが、夫婦はチーム戦です。自分自身の負担を意識して減らしていくことも重要です。
手伝ってくれた夫には「ありがとう」と感謝を伝えることもお忘れなく。
自己肯定感アップの方法あれこれ
今回は、比較的導入しやすい自己肯定感アップの習慣をお伝えしましたが、他にもさまざまな習慣やマインドの持ち方があります。
ご自身の生活習慣をがらりと変えることは容易ではありませんが、取り入れやすいものからやってみてはいかがでしょうか?
- 完璧主義にならない(何事もほどほどに80%でOKという心構え)
- 罪悪感を持たないように(量より質でよい気持ちを持つ)
- 優先順位の明確化(あれもれこもでなく緊急性や重要性を考える)
- 働き方の見直しを図る(時短やテレワークなど)
- 子どもとふれあうの時間の確保(時間の長さでなく質を重視)
まとめ
今回は仕事も家庭も両立したワーママへ向けての自己肯定感アップについて紹介しました。
毎日忙しい中で頑張っているママさんたちですが、「こんなに頑張っている」状況にもかかわらず、自己肯定感が低い方が多いです。
私自身もそうでした。そんな中で取り入れた3つの習慣です。
- 負の言葉をプラスの言葉に置き換える
- 「できたこと」を数えていくことを習慣化する
- 自分時間確保の意識付け

すぐには実行できないかもしれません。実際に自分もできませんでした。
しかし、まずは頑張っている自分を認めてください。たくさん褒めてあげてください。
育児休業から職場復帰した際は、たくさん休みをいただいたから頑張って職場に恩返ししようとか、復帰前にできたんだから次も仕事はこなせるはずとか、今思えば前向きですが、どこかで自分を追い込んでいたと思います。
現実は休んだブランクはすぐには取り戻せませんでした。休む前にできていたことはシステムが変更していたり内容を忘れていてとまどうことも多々ありました。
育児面ではびっくりするくらい子どもの体調不良で保育園からの呼び出しも何度もありました。
自分の時間がほとんどないことで、ストレスが溜まっているのを感じ、リフレッシュする時間がないので、気持ちもイライラが止まらずでした。子どもと遊ぶ時間はもちろん嬉しかったですが、自分の趣味や好きなことをする余裕がなくて、どこか自分を見失ってしまっている感じが常につきまとっていました。
夫にも「なんだ私ばっかりなの!もっと仕事がしたいし、自由な時間も欲しい!」と怒ってばかりで、そして後悔してばかりで自己肯定感もかなり低くなっていました。
それでも落ち込んでいるばかりいられないとどこかで皆さんも感じているのではありませんか?
もちろん、時には落ち込む日があってもいいんです。完璧じゃなくていいんです。比べなくていいんです。今日できたことをたくさん数えて毎日を楽しく感じてください。
ママさんの素敵な笑顔が子どもたちの笑顔にもつながります。
皆さんの自己肯定感アップの方法があれば、ぜひ教えてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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