40代ワーママで仕事を辞めたいほど疲れたら、辞める前にまず家のお金を見直してみてください。
45歳でフルタイムで働く私も「もう辞めたい」と思い、家計や教育費など5つを見直しました。その結果、今の働き方を続けると決めています。
- 朝から夜まで時間に追われる毎日
- 仕事の責任と家のことの板ばさみ
- 疲れて子どもにイライラする自分
- 辞めたいけれどお金が心配な気持ち

辞めたら楽になりそう…でも、お金は本当に大丈夫なのかな。

その気持ち、よく分かります。私も同じところで迷ったので、実際に見直した中身をそのままお伝えしますね。
この記事では、パートや時短に変えた場合に我が家のお金がどう変わるかを、総務・経理の仕事をしているママの目線も交えて紹介します。
読み終わるころには、辞めるか続けるかを決めるために、今夜から何を確かめればいいかが分かるはずです。
40代ワーママが疲れる理由

40代ワーママが疲れやすいのは、気持ちが弱いからではありません。仕事・子ども・自分の体の3つが、同じ時期に大きく変わりやすい年代だからです。
どれか1つなら乗り切れても、重なると一気にしんどくなりますよね。朝から晩まで走り続けて、ふと「何のために頑張っているんだろう」と感じる日もあるかもしれません。
まずは、なぜこんなに疲れるのかを整理しておきましょう。理由が分かるだけでも、自分を責める気持ちは少し軽くなります。
仕事の責任が重くなる40代
40代になると、職場で任される仕事の幅が広がりやすくなります。後輩の相談に乗ったり、チームのまとめ役を頼まれたりと、自分の仕事だけでは終わらない場面が増えるからです。
定時で帰るために日中は休む間もなく動き、帰宅後は家のことが待っているという方も多いのではないでしょうか。
責任が増えるのは信頼されている証拠でもありますが、そのぶん疲れが抜けにくくなるのも自然なことです。
子どもの成長で変わる忙しさ
子どもが小学生になると、手はかからなくなっても別の忙しさが出てきます。
宿題の確認や持ち物の準備など、細かな用事が毎日のように続くためです。
- 宿題や音読のチェック
- 学校からのお便りと提出物
- 習い事の送り迎え
- 長期休みのお昼ごはん作り
一つひとつは小さくても、積み重なると仕事終わりの体にはこたえます。
気持ちに追いつかない体力
40代は、気持ちはまだ頑張れるのに、体がついてこないと感じやすい時期です。一晩寝れば戻っていた疲れが、翌日まで残るようになったという声もよく聞きます。
睡眠時間を削って家事をこなす生活が続けば、心まで疲れてしまうのは当然かもしれません。
「辞めたい」と思うのは、体と心が休みたいと伝えているサインとも言えます。
ワーママが辞める前に見直した5つ

私が「辞めたい」と思ったとき、辞めると決める前に見直したのは次の5つです。
- 毎月の家計の収支
- これからかかる教育費
- 扶養内で働いた場合の収入
- NISAの毎月の積立額
- 学童をやめた後の子どもの環境
どれも、正社員からパートや時短に変えた場合を想定して考えました。「辞めたら楽になるかも」という気持ちと「お金は大丈夫?」という不安を、一つずつ確かめていきました。
気持ちだけで決めずに数字で確かめると、辞めた後の生活がぐっと具体的に見えてきます。ここからは、5つそれぞれで分かったことを順番にお伝えしますね。
①毎月の家計の収支
まず見直したのは、毎月の家計の収支です。パートや時短で働いた場合を計算してみると、毎月の収入が約12万円減ることが分かりました。
12万円は、1年にすると約144万円になります。
- 毎月の手取り収入
- 毎月決まって出ていく固定費
- 子どもにかかるお金
- 貯金や積立に回している額
毎月必ず出ていくお金と比べると、すぐに「大丈夫」とは言えない金額でした。
②これからかかる教育費
次に考えたのが、子どもの教育費です。収入が減れば、教育費の積立のスピードが遅くなることに気づきました。
教育費は、高校や大学など、まとまったお金が必要になる時期がある程度決まっています。積み立てられる額が減ると、その時期までに準備できる金額も少なくなってしまいます。
教育費の目安は子どもの教育費いくら貯めますか?でまとめているので、あわせて参考にしてみてください。
③扶養内で働いた場合の収入
パートにするなら、夫の扶養の範囲内で働くかどうかも考えました。正直なところ、ここは今も少し迷っている部分です。
扶養内に収めようとすると働ける時間が限られますし、私の場合は週20時間を超えてしまいそうだと感じたからです。
パートでも、週20時間以上働くと勤務先の社会保険(健康保険・厚生年金)に入る対象になる場合があります。
2026年10月からは「月収8.8万円以上」という条件がなくなり、働く時間がより大きな目安になります。
勤務先の規模などによっても変わるので、くわしくは勤務先や日本年金機構の情報で確かめてください。
扶養内にこだわるか、社会保険に入って働くかで手取りは変わるため、数字を出して比べることが大切です。
④NISAの毎月の積立額
4つ目は、NISAの毎月の積立額です。収入が減った場合、積立額は減らさざるを得ないと考えました。
NISAのつみたて投資枠は、あとから積立額を変えることができます。
やめるか続けるかの二択ではなく、金額を下げて続けるという選択肢もあります。
⑤学童をやめた後の子どもの環境
最後に、子どもの放課後の過ごし方も考えました。
パートや時短にすれば学童をやめて、家で子どもを迎えられるようになります。親子の時間を確保できるのは、大きなメリットです。
ただ、ここはいちばん難しいと感じたところでもあります。

親子の時間は確保できるけれど、お金の心配で子どもにイライラしないか…と考えてしまいました。
時間の余裕ができても、お金の余裕がなくなれば、気持ちの余裕まで失ってしまうかもしれません。
見直して出した我が家の結論

5つを見直した結果、私は今のままフルタイムで働き続けることに決めました。辞めた場合と続けた場合を比べて、今の我が家には続けるほうが合っていると判断したからです。
「辞めたい」という気持ちが、すっかり消えたわけではありません。それでも、数字と向き合ったうえで自分で選んだ答えです。
ここでは、続けると決めた理由と、しんどさを減らすために頼っているものを紹介します。同じように迷っている方の、判断の材料になればうれしいです。
今の働き方を続けると決めた理由
続けると決めた理由は、大きく2つあります。
- 仕事そのものが嫌いではないこと
- 正社員としてのお金の安定
疲れてはいても、仕事が嫌いなわけではありません。
そして、毎月決まったお金が入る安心感は、子育て中の家計にとって大きな支えになります。
頼れるものは頼るという考え方
しんどいながらも続けるために大切にしているのが、頼れるものは頼るという考え方です。
仕事も家事も育児も、全部を自分1人で完璧にこなそうとすると、どこかで限界がきてしまいます。
お金や道具で減らせる負担は、遠慮せずに減らすようにしています。
ネットスーパーと時短家電に頼る毎日
私が実際に頼っているのは、ネットスーパーと時短家電です。
- ネットスーパー
- ドラム式洗濯機
- ホットクック(自動調理鍋)
ネットスーパーがあれば、仕事帰りにスーパーへ寄る時間と体力を減らせます。グリーンビーンズを使った体験はこちらの記事で紹介しました。
2023年夏OPEN!買い物を変える、イオンの新しいオンラインマーケット【Green Beans】
ドラム式洗濯機とホットクックは、家事を機械にまかせる時間をつくってくれる心強い存在です。

ホットクックは、購入するには高いと思ってレンタルしてみました。それがめちゃめちゃ使いやすくて、レンタルが終わる前に購入してしまいました。
カレーや肉じゃがなら、朝に材料を切ってお鍋に入れておくだけで、帰宅したときには出来立てです。これはもう、便利すぎます。
総務経理ママの辞める前チェック

ここからは、総務・経理の仕事をしているママとして、辞める前に確かめてほしいポイントをお伝えします。
お金の手続きにふれる仕事をしていると、手取りの額だけでは見えないお金があると感じます。たとえば、会社が半分を負担している社会保険料や、会社によっては勤め続けることで積み上がる退職金などです。
退職や働き方の変更を考えるときは、次の3つもあわせて確認してみてください。
学童をやめた後に変わるお金
学童をやめると、毎月の学童の利用料はかからなくなります。ただし、浮いたお金がそのまま残るとは限りません。
放課後に習い事を増やしたり、夏休みのお昼ごはんを用意したりと、別の出費が増えることもあるからです。
学童の利用料は自治体や運営する団体によって違うので、自分の地域の金額で比べてみましょう。
収入が変わると変わる支援制度
子育て世帯の支援制度には、収入によって受けられるかどうかが変わるものと、変わらないものがあります。
たとえば児童手当は、2024年10月から所得制限がなくなりました。一方で、就学援助など、世帯の収入によって対象になるかが決まる制度もあります。
収入が下がったときに使える制度があるかは、辞める前にお住まいの自治体で確かめておくと安心です。
正社員を手放す前の職場への相談
辞めると決める前に、一度職場へ相談してみるのもおすすめです。会社によっては、小学生の子どもがいても使える短時間勤務や、業務量の調整などの制度がある場合があります。
正社員のまま働き方を変えられれば、社会保険や退職金などの安定を手放さずにすむかもしれません。
まずは就業規則を見直したり、人事や総務の担当者に聞いたりしてみてください。
40代ワーママのよくある質問

最後に、40代ワーママが仕事を辞めたいと感じたときによくある疑問にお答えします。家計や扶養、NISA、転職など、私自身も気になったことを中心に選びました。
制度の金額や条件は変わることがあるので、最新の情報は公式サイトや勤務先で確かめてくださいね。
答えはあくまで一般的な目安なので、ご自身の状況に合わせて読んでみてください。
40代ワーママが辞めたら家計はどう変わる?
家庭によって違いますが、収入が減るぶん、貯金や積立に回せるお金が減ることが多いです。
我が家の場合、パートや時短にすると毎月の収入が約12万円減る計算でした。
まずは自分の家の数字で計算してみることをおすすめします。
扶養内で働くと年収はいくらまで?
「扶養内」には税金と社会保険の2つがあり、それぞれ基準となる年収が違います。
税金では配偶者控除の基準が123万円、社会保険の扶養では130万円が目安です。
勤務先の社会保険に入るかどうかは週20時間以上働くかどうかも関わるため、勤務先に確認するのが確実です。
辞めたいほど疲れたらまず何をする?
まずは、しっかり休むことを優先してください。疲れ切った状態で大きな決断をすると、あとで後悔することもあるからです。
眠れない、気分が落ち込むといった日が続くときは、早めに医療機関に相談しましょう。
少し落ち着いたら、家計の数字を書き出すところから始めると、次の一歩が見えてきます。
40代で正社員を辞めると後悔する?
後悔するかどうかは、辞める理由と、辞めた後の生活が見えているかで変わります。
40代で一度正社員を離れると、同じ条件で戻るのは簡単ではないというのが一般的な見方です。
だからこそ、辞める前にお金と働き方の両方を確かめておきたいですね。
40代ワーママの転職は難しい?
20代や30代と比べると、求人の数や条件の面で厳しくなることはあります。
一方で、これまでの経験を活かせる仕事や、子育てに理解のある職場も増えてきました。
転職を考えるなら、今の仕事を続けながら情報を集めるのが安心です。
NISAの積立は減らしても大丈夫?
NISAのつみたて投資枠は、あとから積立額を変えることができます。
家計が苦しいときは、無理に続けるより金額を下げて続けるという方法もあります。
どのくらいにするかは家計の状況によって違うので、無理のない金額を自分で決めることが大切です。
まとめ|辞める前の5つの見直し

40代ワーママが仕事を辞めたいほど疲れたときは、辞める前に家のお金を見直してみてください。
- 毎月の家計の収支
- これからかかる教育費
- 扶養内で働いた場合の収入
- NISAの毎月の積立額
- 学童をやめた後の子どもの環境
私は5つを見直した結果、頼れるものに頼りながらフルタイムで続けると決めました。辞めるのも続けるのも、どちらも間違いではありません。
大切なのは、数字を見たうえで自分で選ぶことです。FP2級を持っている私も、自分の家のことは5つを数字で見直してから決めました。
まずは今夜、毎月の手取りと固定費を紙に書き出すところから始めてみましょう。一人で考えるのが不安なときは、お金の専門家に無料で相談できるサービスを使うのも一つの方法です。


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