はじめに
物価高が厳しいと近年言われています。我が家もそんな状況にあります。
だからこそ日々の固定費の削減は必須です。
しかし、そこで届いたのが、家賃値上げのお知らせです。
今年が更新の年なのでおそらく値上げ通知が届くのではないかと予想していました。
ただ、どれくらい値上げされるのか予想がつきませんでした。
我が家の場合、契約者の旦那さんあてに管理会社から連絡が届きました。
金額だけ単純に言うと79,000円 → 84,000円。
月5,000円アップです。年間で考えると60,000円もの負担増です。
物価高が続く中、正直かなり驚きました。
今回は、実際に我が家が行った家賃交渉と、
その中で感じた「数字と感情のバランス」についてまとめています。
値上げ通知が届いた際に最初に整理したこと
値上げ通知がメールで届きました。簡単にいうと昨今の物価高によるもので家賃を値上げさせていただきますとういう旨でした。
金額は年間60,000円のアップでした。家計管理を行っている我が家でも、この値上げの金額は大きいものです。引っ越しも一瞬頭を過りましたが、すぐにはできないという結果になりました。理由は以下の通りです。
- 新築の時からずっと住んでいる
- かかりつけの小児科が徒歩圏内
- スーパーも近隣にたくさんある
- 駅近ではないが最寄り駅までのバスの本数がたくさんある
- 子どもが小学校1年生になったばかりで環境もよい
実際に行った家賃交渉
実際に旦那さんには、事前に絶対に今回は家賃が値上げされるから届いたら交渉してみようと相談をしていました。事前に伝えておくことで、協力も得やすいと感じます。「めんどうくさいからやらない」なんて方もいるかもしれないのでまずは準備の第一歩です。
以下が我が家が行った交渉の流れです。
- 周辺地域の家賃相場を調べる
- AIを活用して交渉文書を作成
- 相手の気持ちも考えて完全拒否をしない旨も夫婦で話しておく。
周辺地域の家賃相場を調べる
まず、SUUMOなどの不動産サイトで自分の住んでいる周辺相場を調べてみましょう。
値上がりを提示された家賃と周辺相場の平均を調べてあまりにも高い額であれば、交渉の材料になります。
また、逆に家賃相場が高い場合でも自分たちが住んでいる場所の相場を知ることができる良いきっかけとなります。
AIを活用して交渉文書を作成
次にAIを使用して管理会社にあての文書を作成します。
この時、AIに住んでいる状況を伝えるとよいでしょう。我が家では新築時から長く進んでいること・家賃に支払い延長なしのことを入れて文章を作成しました。
以下が、最初に管理会社に送った文書になります。(原文のまま)
更新事務局ご担当者様
お世話になっております。
この度ご案内いただきました契約更新に伴う家賃改定につきまして、内容を拝見いたしました。
ご説明には「近年の物価上昇に伴い、諸費用が増加したため」とございましたが、近隣相場や具体的な費用増加の根拠については確認できませんでした。
また、私どもは当物件が建てられた当初から居住しており、立地や住環境にも大変満足しております。これまで長年にわたり、滞りなく家賃をお支払いし、大きなトラブル等もなく居住してまいりました。とても住みやすい環境であり、今後も長く住み続けたいと考えております。
その一方で、現時点では今回の家賃値上げについては同意いたしかねます。
つきましては、契約書に基づき、現行条件での更新を希望いたします。
なお、大切な内容となりますため、今後のやり取りにつきましてはメールにてお願い申し上げます。
何卒ご理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。
ここでのポイントは、あくまでも「感情的に戦わない」ことがポイントです。
あくまでも相手もお願いベースなので、こちらに主導権があります。
しかし、冷静な対応が大切です。
最初に送ったメールの結果は?
結果は、ダメでした!
相手もきちんと数字で返事が届いました。
簡単に言うと、「当初のご提示条件にて再度のご検討をお願いできませんでしょうか。」でした。
増額の根拠 としては、他の部屋にて、入居者の入替り時に賃料が増額していることがあげられました。
2024年12月 入居者は、新築家賃時に約25%増額 、2026年2月 入居者は、さらに2024年12月の方よりさらに約19%増額ということが記載されていました。
新規募集と契約更新では性質が異なること・年数経過に伴う経年劣化も理解しているが、それを踏まえましても乖離が大きいということも通知されていました。
「ご入居中であることを踏まえ、新規募集よりは増額幅を抑えたご提示金額です。」と記載もあり、さらに数字の根拠が通知されていました。
スマサテ研究所 不動産ビッグデータを用いた賃料査定 の添付がありました。
「周辺物件との賃料乖離がお分かりいただけるかと存じます」との追加記載も
そしてトドメの最後の文面は建物管理にかかるコストの増加でした。
「共用部の清掃を行うための人件費・共用部の電気水道代などが高騰しております。 人件費や光熱費高騰については、日々の生活でもご実感されている部分かと存じます。 以上となります。 弊社では、客観的なデータに基づき、市況の変動に対して抑えた増額幅でご提示していると考えております。 物価高騰などでご負担が増すなか、誠に恐縮ではございますが、 貸主としても適正な賃料で管理を行い、適正な賃料を建物所有者様へお支払する責務を担っておりますため、 何卒ご理解をいただけますと大変ありがたく存じます。」
この文面をみて確かにと思う方もいるでしょうし、交渉をここで諦めている方もいるかもしれません。
ただ、私が最後の文面も見ると
「賃料改定につきましては、あくまでご協議のうえでの決定となります。 今後のご協議にあたり、〇〇様よりご提示いただいた根拠やご意見も真摯に受け止め、 柔軟に対応させていただきたく存じます。 もし可能であれば、参考資料や根拠等をご共有いただけますと幸いです。 ご不明点等ございましたら、どうぞお気軽にご連絡くださいませ。 ご確認・ご検討いただきますよう何卒よろしくお願い申し上げます。」
上記の記載があったので、まだ交渉の余地があると感じました。
すかさず、チャットGDPに管理会社のメールをコピペし相談しました。
2回目の交渉メールを送る
以下のように2回目の交渉メールを送ってみました。
「お世話になっております。
この度はご丁寧なご説明ならびに資料をご共有いただき、誠にありがとうございます。
賃料改定の背景につきまして、周辺相場や管理コスト上昇など、貸主様側のご事情については理解いたしました。
一方で、私どもとしては、建物完成当初より長年居住し、これまで滞納なく家賃をお支払いしながら、大きなトラブル等もなく生活してまいりました。住環境にも大変満足しており、今後も長く住み続けたいと考えております。
しかしながら、昨今の物価上昇の影響は当方の家計にも及んでおり、今回ご提示いただきました賃料増額につきましては、年間での負担増も大きく、現時点では同意が難しい状況です。
誠に恐縮ではございますが、長期入居の実績等も踏まえ、現行条件での更新について改めてご検討いただけますと幸いです。
引き続き、誠実にご相談させていただければと存じます。
何卒よろしくお願い申し上げます。」
2回目のメールの結果は?
2度目もダメでした!前回のメール同様の内容に近い文面でした。以下が管理会社のメールです。
改めて、賃料改定についてご案内させていただきます。 今回の値上げにつきましては、管理コストの上昇や周辺相場とのバランスを考慮した上で、他の長期入居の方にも同様にお願いしております。 長くご入居いただいている〇〇様には、心苦しいお願いとなりますが、弊社としても慎重に検討した結果、適正な賃料への改定をお願いする次第です。 ご負担が増すことは重々承知しておりますが、建物の適切な管理と今後も快適な住環境を維持するため、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。 ご不明点やご質問がございましたら、どうぞお気軽にご連絡ください。
さあ!次の一手はどうする!?
もう一度、チャットGDPに相談して文面を考えてもらいました。
今度は悩みましたが、具体的な金額も提示して文書作成する作戦です。
以下のようにしてみました。
お世話になっております。
ご丁寧にご説明・ご対応いただきありがとうございます。
賃料改定について慎重にご検討されていること、また建物維持管理にコストがかかっていることにつきましては理解しております。
一方で、当方としても昨今の物価上昇等により家計への負担が大きく、今回ご提示いただいた84,000円への改定につきましては、やはり負担感が大きい状況です。
長年安心して住まわせていただいている物件であり、今後も引き続き居住を希望しておりますため、双方にとって無理のない形でご相談できればと考えております。
誠に恐縮ではございますが、例えば賃料81,000円(または82,000円)程度での更新をご検討いただくことは可能でしょうか。
ご検討いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
上記のようにして、いわゆる【落とし所】の金額を見極めて交渉の連絡を行いました。
もちろん、契約者は旦那さんでしたので、内容はきちんと確認してもらってから送信することを心がけていました。
ついに結果がでた!
管理会社に送ってから2日後についに、交渉の結果が形になりました。
当初値上げ通知の84,000円から、81,500円となりました。
「完全に希望通り」ではなくても、
夫婦で納得できる着地点を探せたことが大きかったです。


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